GTR関係各位
下記の通り創薬科学セミナー/GTRセミナーをオンライン(Teams)にて開催いたします。
参加をご希望の方は、下記リンクよりご登録下さい(11/18 17:00〆切)。
セミナー前日までに詳細をメールにてご連絡します。
○参加登録フォーム(Google form)
https://forms.gle/yEgjzih99huJusVk9
*本セミナーは創薬科学研究科 先端薬科学特論の単位認定講義です。
概要 |
講演タイトル:有機合成化学にもっとケイ素を! 開催日:11月22日(月) 時間: 16:30〜18:00 場所:teamsによるオンライン開催 |
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日時 | 2021年11月22日2021年11月22日(月) 16:30〜18:00 |
場所(ファイル添付) | 1632287580第141回創薬科学セミナー.pdf |
講師 | 下川 淳 博士(京都大学 大学院理学研究科/准教授) |
連絡先 | 創薬科学研究科 分子設計化学分野 山本 芳彦(yamamoto-yoshi(at)ps.nagoya-u.ac.jp/6800) |
有機ケイ素化合物は他の有機金属反応剤に比べて水や空気に対し安定であり、また毒性も低いという理想的な性質を有している。しかし、化合物が安定で取り扱い容易であるほどに活性化は難しく、反応性向上を目指すと化合物の扱いに問題があるなど、有機ケイ素化合物は興味深い反応性をもちながらも反応性の調整が難しいというジレンマを抱えていた。それゆえ、有機ケイ素化合物は有機ホウ素化合物と比べて実際の合成に使われる機会はいまだにあまり多くない。ケイ素官能基の構造と反応性の間にある関係や、ケイ素官能基を導入するための新しいしくみなどについて研究した成果について発表する。