創薬科学研究科における授業科目は下記のように設定する。
博士前期課程修了のためには
基礎科目(①)、 専門科目(②専門セミナー、③専門実験、④専門特論、⑤専門講義)
の中から合計30単位以上の履修を修了要件とする。
また本学の他研究科において開講される授業科目を履修した場合、単位取得を認める。
ただし、修了に必要とされる30単位には含めない。
上記①・④は必修科目、②・③は選択必修科目であり、2年間で27単位の取得を修了要件とする。
⑤は選択必修科目であり、2年間で合計3単位以上の取得を修了要件とする。
① 基礎科目(合計5単位):
基盤創薬学概論(1単位)、多分野融合実践演習(1単位)、多分野融合実践実習(2単位)、
基盤薬理・薬剤学(1単位)を開講。
これら基礎科目の受講は必須とする。
② 創薬セミナーI(通年各5単位):
各分野において最新の文献の輪読や各学生の研究内容の討論を行う。 2年間で10単位を必修とする。
③ 創薬実験(1・2年次通年10単位):
修士論文作成に必要な知識と技術を習得するための実験研究を行う。2年間で10単位を必修とする。
④ 専門特論(各1単位、合計2単位):
短期集中講義として実施し、原則として1年次での受講を必須とする。先端薬科学特論(1単位)、創薬倫理特論(1単位)を開講。
⑤ 専門講義(各1~2単位):
1年次の中間評価において、基盤創薬についての十分な基礎的知識の習得が完了したと認められた後に履修可能。
先端融合講義(各2単位:先端有機化学、先端生物科学、先端構造科学)
広域融合講義(各1単位:創薬精密科学、創薬制御科学、創薬探索科学、創薬評価科学)を開講。
各講義から3単位以上の習得が必要。
博士後期課程修了のためには
専門科目(①専門セミナー、②専門実実習) の中から合計14単位以上の履修を修了要件とする。
また本学の理・工・生命農学研究科において開講される授業科目を履修した場合、
単位取得を認める。ただし、修了に必要とされる14単位には含めない。
上記①・②は選択必修科目であり、3年間で14単位の取得を修了要件とする。
① 創薬セミナーII(通年各4単位):
各分野において最新の文献の輪読や、研究成果に関する発表・討論を行い
創薬研究に繋がる専門力を強化する。
8単位を選択必修とする。
② 創薬実習(1・2年次通年6単位):
各分野での指導のもとに主体的に創薬研究を遂行し、高度な実験技術や研究成果をグローバルに発信する能力を身につける。
6単位を選択必修とする。薬学系大学院以外の他大学・他研究科修士課程の終了者は、薬学の基礎や薬学倫理の学習 を徹底するため、
博士課程前期課程において開講される授業科目(基盤薬理・薬剤学、 創薬倫理特論、先端薬科学特論)の一部を必要に応じて受講する。
ただし、後期課程修了要件には含めない。