下記の通り、第29回細胞生理学セミナーを開催致します。
Zoomを用いてオンライン開催致します。
下記のURLからGoogle Formにアクセスしてお申込みいただき、ZoomURLをご取得ください。
概要 | 講演タイトル:細胞骨格構造解析と時空アロステリ― |
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日時 | 2022年07月15日金曜日・14:00〜15:30 |
場所(URL) | https://docs.google.com/forms/d/1pVF8Uo2wOWg_3Rx4CJi-OnMiFFDgcGnfLHJrkfCd1F4/edit |
講師 | 成田哲博准教授(理学研究科生命理学専攻/准教授) |
連絡先 | 大嶋篤典(atsu@cespi.nagoya-u.ac.jp/6837) |
ファイル | 1656301357seminar_220715.pdf |
<要旨>
アクチンや微小管をはじめとするタンパク質線維は、細胞の形を作り、細胞を動かし、細胞同士を繋ぐなど、非常に重要な役割をそれぞれ果たしています。私たちはその性質を理解するために、クライオ電子顕微鏡をはじめとして、結晶構造解析、変異体実験、原子間力顕微鏡など多くの手法を組み合わせて研究をしてきました。
その結果わかってきたのは、線維タンパク質は、周辺の環境や時間経過によってさまざまに構造や構造ゆらぎを変化させてその性質を変化させ、この変化によって線維の極性や寿命が決定されるということです。私たちはこれを時空アロステリーと名付けています。
本セミナーでは、明らかになってきたアクチン線維の時空アロステリーを中心に、私たちが明らかにしてきた他の線維構造についてもお話したいと考えています。
アクチンや微小管をはじめとするタンパク質線維は、細胞の形を作り、細胞を動かし、細胞同士を繋ぐなど、非常に重要な役割をそれぞれ果たしています。私たちはその性質を理解するために、クライオ電子顕微鏡をはじめとして、結晶構造解析、変異体実験、原子間力顕微鏡など多くの手法を組み合わせて研究をしてきました。
その結果わかってきたのは、線維タンパク質は、周辺の環境や時間経過によってさまざまに構造や構造ゆらぎを変化させてその性質を変化させ、この変化によって線維の極性や寿命が決定されるということです。私たちはこれを時空アロステリーと名付けています。
本セミナーでは、明らかになってきたアクチン線維の時空アロステリーを中心に、私たちが明らかにしてきた他の線維構造についてもお話したいと考えています。