第118回創薬科学セミナー・GTRセミナー
本セミナーは、先端薬科学特論・単位認定セミナーとして認められています。
概要 | GONAD法を用いた簡便ゲノム編集マウス・ラット作製法 |
---|---|
日時 | 2020年01月31日金曜日・15:00-16:30 |
場所 | 創薬科学研究館 2階 講義室(205) |
講師 | 松山 誠 博士(重井医学研究所 分子遺伝部門) |
連絡先 | 小坂田 文隆(6814) |
ファイル | 1578456839第118回創薬科学セミナー・GTRセミナー.pdf |
CRISPR-Cas9に代表されるゲノム編集技術の発展により、これまで遺伝子改変が困難であった生物においてもゲノム編集が行われるようになった。
しかし、哺乳類におけるゲノム編集動物の作製過程においては、ex vivoでの受精卵の取り扱いやマニピュレーターによるマイクロインジェクションなど非常に高度かつ専門的な技術が必要とされる。
最近私たちは、マウスにおいて受精卵を体内から取り出すことなく、簡便にゲノム編集可能なi-GONAD法を開発した。
i-GONAD法は卵管内にある着床前の受精卵に対して、核酸・タンパクをエレクトロポレーションによって導入し、ゲノム編集を行う方法である。
さらに、i-GONAD法を応用・発展させ、新たな遺伝子改変ラット作製法rGONAD法を開発した。
本発表では、GONAD法を用いた遺伝子改変マウス・ラットの作製法および、この作製法を利用した新規腎臓病モデルマウス・ラットについて紹介したい。
しかし、哺乳類におけるゲノム編集動物の作製過程においては、ex vivoでの受精卵の取り扱いやマニピュレーターによるマイクロインジェクションなど非常に高度かつ専門的な技術が必要とされる。
最近私たちは、マウスにおいて受精卵を体内から取り出すことなく、簡便にゲノム編集可能なi-GONAD法を開発した。
i-GONAD法は卵管内にある着床前の受精卵に対して、核酸・タンパクをエレクトロポレーションによって導入し、ゲノム編集を行う方法である。
さらに、i-GONAD法を応用・発展させ、新たな遺伝子改変ラット作製法rGONAD法を開発した。
本発表では、GONAD法を用いた遺伝子改変マウス・ラットの作製法および、この作製法を利用した新規腎臓病モデルマウス・ラットについて紹介したい。