第117回創薬科学セミナー・GTRセミナー
本セミナーは、先端薬科学特論・単位認定セミナーとして認められています。
概要 | 褐色脂肪の役割と肥満・メタボリックシンドロームの予防改善 |
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日時 | 2019年12月12日木曜日・16:00~17:30 |
場所 | 創薬科学研究館 2階講義室(205) |
講師 | 山下 均 博士(中部大学 生命健康科学部 生命医科学科/教授) |
連絡先 | 名古屋大学大学院創薬科学研究科 饗場浩文(aiba at ps.nagoya-u.ac.jp(atを@に代えてください。)/6803) |
ファイル | 1573430860創薬科学セミナー2019.12.12山下先生.pdf |
褐色脂肪は熱産生機能により体温調節やエネルギー代謝において重要な役割を果たす。2009年にヒトでの働きが再評価されて以降、褐色脂肪は肥満やメタボリックシンドロームを予防改善するための標的組織として活発に研究がなされている。我々は、褐色脂肪熱産生の中心分子であるUCP1の働きについて肥満や老化との関連から研究を行ってきた。本セミナーでは、新たに見出した褐色脂肪化促進因子CREG1の機能を含めて、肥満やメタボリックシンドロームの予防改善における褐色脂肪の働きを中心に研究成果を紹介する。
参考文献:1) FASEB J., 33:8069-8082, 2019. 2) J. Biochem.,165:47-55, 2019. 3) Am. J. Physiol. Renal. Physiol., 316:F1282-F1292, 2019. 4) Aging Cell, 4:147-155, 2005. 5) Nature, 387:90-94, 1997.
参考文献:1) FASEB J., 33:8069-8082, 2019. 2) J. Biochem.,165:47-55, 2019. 3) Am. J. Physiol. Renal. Physiol., 316:F1282-F1292, 2019. 4) Aging Cell, 4:147-155, 2005. 5) Nature, 387:90-94, 1997.