下記の通り、第152回創薬科学セミナーを開催致します。
開催方法:
対面+ハイブリッド
ハイブリッド(Zoom)での参加の方は、右のURLよりご登録ください。 → こちら
(締切:6月15日正午。前日までにZoomURLをご連絡いたします。)
*先端薬科学特論として受講の方
単位登録のために右のURLより、登録とレポート文の記入をお願いします。 → こちら
日時 | 2022年06月17日金曜日・16:00-17:30 |
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場所 | 創薬科学研究館2階 205室講義室およびオンライン |
講師 | 諫田泰成 先生 Dr. Yasunari Kanda(国立医薬品食品衛生研究所・薬理部/部長) |
連絡先 | 加藤 竜司(kato-r@ps.nagoya-u.ac.jp) |
ファイル | 1654604745創薬科学セミナー20220617.pdf |
< 要旨>
創薬プロセスにおいて、新たな科学技術によりヒトに対する医薬品の予測性向上や被験者の安全性確保が期待されています。特に、ヒトiPS細胞技術によりこれまで入手が困難だった様々なヒト細胞の利用が可能となり、現在では化合物の探索から薬理試験に至るまで広く利用されています。
我々はこれまでヒトiPS細胞由来心筋細胞を使った薬剤性不整脈のリスク予測法を開発し、米国食品医薬品局(FDA)らとともにその有用性を明らかにしてきました。現在、新たに学際領域である腫瘍循環器学の対しても、抗がん剤の心毒性評価を展開しています。
また、ヒトiPS細胞由来分化細胞は、中枢神経系の痙攣リスク評価、さらに最近ではCOVID-19治療薬の開発にも活用できることが分かってきました。
そこで本セミナーでは、ヒトiPS細胞技術を用いた薬理試験法の現状や課題、今後の展望を講演いたします。
創薬プロセスにおいて、新たな科学技術によりヒトに対する医薬品の予測性向上や被験者の安全性確保が期待されています。特に、ヒトiPS細胞技術によりこれまで入手が困難だった様々なヒト細胞の利用が可能となり、現在では化合物の探索から薬理試験に至るまで広く利用されています。
我々はこれまでヒトiPS細胞由来心筋細胞を使った薬剤性不整脈のリスク予測法を開発し、米国食品医薬品局(FDA)らとともにその有用性を明らかにしてきました。現在、新たに学際領域である腫瘍循環器学の対しても、抗がん剤の心毒性評価を展開しています。
また、ヒトiPS細胞由来分化細胞は、中枢神経系の痙攣リスク評価、さらに最近ではCOVID-19治療薬の開発にも活用できることが分かってきました。
そこで本セミナーでは、ヒトiPS細胞技術を用いた薬理試験法の現状や課題、今後の展望を講演いたします。