創薬科学研究科主催
第55回創薬科学セミナー
概要 | タンパク質ミスフォールディングが引き起こす神経変性疾患 ~微小管結合タンパク質タウ研究の最近の展開~ |
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日時 | 2017年04月27日木曜日・16:30-18:00 |
場所 | 創薬科学研究館・2F・講義室 |
場所(URL) | http://www.ps.nagoya-u.ac.jp/access/ |
場所(ファイル添付) | 1490023136MapToSouyakuLectureRoom.pdf |
講師 | 伊倉 貞吉 先生(東京医科歯科大学 難治疾患研究所/准教授) |
連絡先 | 廣明秀一(hiroaki.hidekazu@f.mbox.nagoya-u.ac.jp) |
ファイル | 1490157864第55回創薬科学セミナー.pdf |
微小管結合タンパク質タウは、正常時には微小管の重合の促進や安定化に寄与しているが、過剰リン酸化や特異的な変異に伴うミスフォールディングにより凝集し、アルツハイマー病、ピック病、前頭側頭型認知症等の神経変性疾患を引き起こすことが知られている。タウの凝集化機構には未だに謎が多いものの、近年、神経変性疾患の予防や治療を目指したタウの凝集化阻害薬の開発が試みられている。今回は、この分野の最近の動向とともに、私たちの研究成果も紹介したい。