主催:名古屋大学理学部附属構造生物学研究センター
共催:名古屋大学創薬科学研究科
第44回創薬科学セミナー
(AMED-創薬等支援技術基盤プラットフォーム解析拠点-領域間技術交流会)
(生命理学特論)
概要 | 「コムギ無細胞系を基盤としたプロテインアレイ技術の開発と応用」 |
---|---|
日時 | 2016年09月12日月曜日・13:30~14:30 |
場所 | 名古屋大学・創薬科学研究館 2F 講義室 |
場所(URL) | http://www.ps.nagoya-u.ac.jp/access/ |
講師 | 高橋 宏隆 先生(愛媛大学 プロテオサイエンスセンター ・ 創薬PF事業 解析拠点-生産領域) |
連絡先 | 創薬科学研究科 構造分子薬理学分野 廣明秀一(hiroaki.hidekazu@f.mbox.nagoya-u.ac.jp) |
ファイル | 1471831408160912PF_創薬セミナー44高橋先生_0001_0001.pdf |
我々は愛媛大学で開発されたコムギ無細胞タンパク質合成系を基盤に、組換えタンパク質を数百から数千単位で合成しアレイ化したタンパク質アレイ技術の開発を行ってきた。さらに、このタンパク質アレイを用いて、AlphaScreenを用いたハイスループットなタンパク質間相互作用解析系を構築し、標的タンパク質に結合するパートナータンパク質を網羅的に同定する技術の実用化に至っている。現在、この解析技術をタンパク質のユビキチン化に応用し、ウイルス免疫における新規ユビキチン化経路の探索や、責任酵素の同定を行っている。