創薬科学研究科主催
第53回創薬科学セミナー
概要 | バイオ研究における高分子材料科学の可能性:大学-研究所-海外留学を経て |
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日時 | 2017年03月17日金曜日・11:00~12:00 |
場所 | 創薬科学研究館2階 講義室 |
講師 | 宇都 甲一郎 博士(物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA) 若手国際研究センター /ICYS研究員) |
連絡先 | 細胞分子情報学 蟹江 慧(kanie-k at ps.nagoya-u.ac.jp (atを@に代えて下さい。)/052-747-6812) |
ファイル | 1488762621第53回創薬科学セミナー.pdf |
研究の発展に伴いその分野は、複雑化・多様化する方向にあり、今後の研究者としての在り方について考えさせられることがある。この研究の発展性と多様性にはある種の相関関係があるように捉えているため、様々な環境や立場で研究活動を行うことは有効であるように思っている。本セミナーでは、私自身が地方大学、国立研究機関、そしてアメリカの大学などで学生-ポスドクとして過ごした経験談をもとに、それぞれの生活、文化や研究環境の違いなどを簡単に紹介する。研究においては、動的概念を組み込んだ高分子材料の開発と材料主導のメカノバイオロジー研究への展開について紹介する。材料科学を敬遠する方々への障壁を下げ、材料の魅力やポテンシャルを紹介できればと思う。