研究環境 新しくきれいな創薬科学研究館最上階の潤沢なスペースに実験室、居室(下写真参照)があり、すぐ隣の部屋には共通機器室があるため、各種スペクトルを手軽に測定可能です。基本的な有機合成用の実験装置、実験器具の他に、フロー合成用のポンプ、ミキサー、フィッティング類、理論計算や機械学習用のワークステーションを備えています。 実験室風景 創薬科学研究館最上階角に位置する居室風景 装置類 核磁気共鳴分光装置(JEOL 400SS, 400SS, 400YHの計3台)や質量分析装置等(Shimadzu LCMS-2020, JEOL JMS-T100LP AccuTOF LC-plus)の大型の装置は創薬科学研究科内の有機合成系の研究室で共有して使用しています。 少量多検体自動フロー合成装置(少量の基質で不活性ガス雰囲気下で自動的にフロー反応を実施) プランジャーポンプのフロー合成装置(大量のフロー合成時に使用します) フロー反応セット(ガスタイトシリンジ、マイクロミキサー、テフロンチューブを接続して作成) マイクロミキサー(最も頻用しているステンレス製のT字もしくはV字ミキサー) シリンジポンプ(これらのポンプにシリンジをセットして送液) チューブポンプ(長時間送液する際はこのようないわゆる「しごき」ポンプも使用) 反応系中IRスペクトル測定装置(フローセルを利用することで反応開始から1秒未満のスペクトル測定も可能) 固体IRスペクトル測定アクセサリー(通常のIRスペクトル測定装置に接続して固体のIRスペクトルを簡便測定可能) 溶媒精製装置(本装置で脱水、脱酸素された溶媒を入手) マイクロ波合成装置(マイクロ波照射により反応を加速) 並列合成装置(温度を個別に制御しつつ並列反応) 極低温反応装置(低温反応を手軽に行いたい際に使用) エバポレーター(溶媒留去に使用) クーゲルロール(分留や溶媒留去に使用) コンビニエバポ(高沸点溶媒の留去に使用) 簡易遠心エバポレーター(多検体の濃縮に使用) 自動カラム精製装置 2台設置(シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる自動精製操作に使用) HPLC(逆相での化合物の純度分析に使用) HPLC(順相での化合物の純度分析に使用。もう1台は少量多検体自動フロー合成装置に接続しています) HPLC(化合物の純度分析と分取の双方に使用) GPC(化合物の純度分析および分取に使用) GPC(化合物の純度分析および分取に使用) カール・フィッシャー水分計(溶液に残留する水分量を測定) オゾン発生装置(酸素ボンベに接続してオゾンを発生) サイクリックボルタンメトリー(化合物の酸化還元電位を測定) 凍結乾燥機(試料から水や溶媒を除去します) ワークステーション 2台設置(DFT計算や機械学習関連の研究に使用。DFT計算のためのGaussianとSpartanは最新版が使えるようになっています。) フリーザー(サンプルや試薬の低温保管に使用)