当研究室は、研究領域の枠に囚われることなく学際的な視点から最先端の研究を追求し、新しい分野を開拓し、真理を探究し、社会に貢献することを目指しています。論理的な思考、正確な実験技術、自由な議論、自主性を重んじ、研究室内さらには国内外の研究者とも積極的に連携を取り、協調性を養い、広い視野と斬新な発想力を持つ研究者の育成を心がけています。
我々は、脳の高次機能や情報処理機構の解明、それらに基づいた神経・精神疾患および眼疾患の病態生理の解明、予防・治療法の開発を目指しています。中枢神経系を対象に、生理学、解剖学、薬理学、神経科学、分子生物学、細胞生物学、理論生物学を主題として、遺伝学、生化学、幹細胞、イメージング、電気生理、行動解析、プログラミングなどを駆使した多分野融合研究を行っています。
主な研究課題は以下。
1)視覚情報処理、意思決定や行動選択を担う神経回路機構の解明
2)視覚障害、神経・精神疾患の病態形成機構の解明
3)神経回路創薬の提案
4)再生医療等製品(細胞医薬品)の開発
5)革新的新規技術の開発による生命現象の理解と新規創薬戦略の創出
【研究キーワード】
★薬理学・生理学・解剖学
★神経回路・シナプス・スパイン
★分子生物学・ウイルスベクター
★タンパク質工学
★イメージング・光遺伝学・電気生理学
★バーチャルリアリティ・ブレインマシンインターフェース
★幹細胞・iPS細胞・オルガノイド
★マウス・ラット・サル
★視覚・聴覚
★予測符号化
★認知・意識
★発生・発達・可塑性
★神経回路病態・神経回路創薬
★加齢黄斑変性・網膜色素変性・レット症候群・てんかん
★AI・ディープラーニング