授業風景 

12月17日(月)に、山本教授による分子モデリングソフト(CONFLEX)を用いた薬物分子の3Dモデリング実習が行われました。

本講義は、[名古屋大学 平成24年度教育奨励費(プロジェクト名称:分子可視化技術を活用する創成型分野横断的創薬科学実習)」の支援により行われたものであり、ここに御礼申し上げます。 

   
1.ChemBioDrawで分子構造式を書く


HIV-1逆転写酵素阻害剤の解析に挑戦

 2.ChemBio3Dを用いて立体構造に変換し初期配座を作成


互いに教えあいながら取り組む
 
   
3.Barista インターフェースを用いて3Dモデリング

空間充填モデルの説明を熱心に聴く受講生達

4.Conflexによる配座解析の結果を解説


各配座の熱力学的安定性について議論する
 
   
5.最安定配座と準安定配座を重ねて表示


各配座の違いを視覚的に確認する

6. 逆転写酵素の結晶構造の表示方法を解説

美しい分子構造に魅了される受講生たち
 
   
7.酵素に結合した阻害剤分子を探し出す

真剣な眼差しの受講生
 
8.酵素中の配座とConflexで生成した配座を表示


配座の違いを確認し薬剤分子設計の重要性を再認識
 
 
 9.ACE阻害薬カプトプリルの解析に挑戦


各受講生が自発的に演習に取り組む
 
10.苦労しながらもカプトプリルの3Dモデリングに成功


結果を議論して理解を深める