創薬科学研究科主催
第39回創薬科学セミナーを開催します。
概要 | ヒトES/iPS細胞加工製品の実用化についての薬学的視点 ―細胞の安全性と品質をどう確保するか― |
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日時 | 2015年11月25日水曜日・13:00-14:30 |
場所 | 創薬科学研究館 2階 講義室(205) |
講師 | 佐藤 陽治 博士(国立医薬品食品衛生研究所 再生・細胞医療製品部/部長) |
連絡先 | 細胞薬効解析学分野 小坂田 文隆(fosakada at ps.nagoya-u.ac.jp (atを@に代えて下さい。)) |
ファイル | 第39回創薬科学セミナー20151125.pdf |
ヒトES/iPS細胞に由来する移植細胞(ヒトES/iPS細胞加工製品)を用いた再生医療・細胞治療は、変性疾患やがん等の重篤な疾病の治療のブレークスルーとして大きな期待を集めています。ただし、「人類が未経験」のという意味で「先端的」であるヒトES/iPS細胞加工製品の安全性と品質をどう考え、どう確保したらよいのかという問題は、真の実用化のために越えねばならない非常に大きな課題です。そこで本講演では、昨年、世界初の臨床応用に成功したヒトiPS細胞由来網膜色素上皮細胞などを例に、安全性と品質に関する薬学・レギュラトリーサイエンスからの考え方と、これらの評価のための試験法開発をご紹介したいと思います。